$ 0 0 リノリュームの床のきしみさえ みみをそばだてている こころの耳がたっていると 風のけはいさえ声にきこえる 喧嘩もしたけれど おなじ回数なかなおりした あれは喧嘩じゃなかったね ただわかり合いたくて必死で こころの耳をそばだてていた たがいの未来がめばえる音をききたかっただけ こころの耳がたっている ゆうやけ色にたっている