光が溢れる窓の下で
ただ凍えて
空を見ていました
ぼんやり
オリオンが見えました
束の間の
その後の
雪景色になった
京都の夜を
歩きました
雪は点描画のように
落ちてきて
瞬く間に
大地を染めました
空は周りの明かりを受けて
さまざまな色になって
激しくふりました
どこへ行けばよかったのか
どこへ行くべきだったのか
雪にぬれながら感じました
そっと私を包み込む様な
ぬくもりのようなものを
感じ思わず振り返りました
誰もいませんでした
でも誰かがいたようでした
だから
また私は歩き始めました
帰りたかったのです
翌朝
街は
束の間
晴れました
もうたくさんの人が歩いた道をたどって
私は帰ってきました
おいしい
コーヒーが飲みたくて
優しい笑顔が恋しくて
※ それにしてもまあ、あとから、あとから
いろいろとご注文の多い Ｍに泣きます がんばります！