$ 0 0 赤い階段に呼ばれて 露地裏へと 歩き出したのでした あら こんにちは! 私たち 仲良しなの 僕のことも忘れないでね 物陰からもう一匹 兄妹かしら? ニャン わたしもいるのよ クンクン 私たちもいるのよ 仲いいでしょ? はい 私が親分です そうですかと軽く会釈をすると いつの間にか 猫が8匹 足元にいました 私は猫と目を合わさないように けれども猫を見ながら 逃げました 猫が一斉に後をつけてきました もう私は後ろを見ることもなく 広い道路へと走っていました。