その葉書には50円切手が貼ってありました
なんとなく爪の先で切手の縁を押し上げてみると
切手がスルスルと落ちてきました
消印はありましたが
無傷と言っていいほど
美しく剥がれたのです
その切手を掌に載せて
ずっと眺めていました
切手は一回だけしか旅ができないんだ
という言葉が浮かびました
「おじいちゃんと切手たち」
という詩物語の原型ができました
四ヶ月間 撮影をしたり 詩を練ったりしました
※
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※
「最初ぼくたちは一つだったんだ」
という言葉に ある日であいました
訳もなく その言葉に惹かれました
一つだったものが何であるのか
ずっと考えました
目の前に 雫が浮かびました
雫は暮らしのいろいろな場面に現れました
光だったかもしれないし
音だったかもしれない
ともにした時だったかもしれないし
言葉だったかもしれない
最初一つだった雫の詩物語ができました
まとめるには やっぱり 四ヶ月ぐらいの時間が必要でした
「Drops」
というタイトルが浮かびました
機会を得て それぞれを一冊の本にすることにしました
よろしかったら ご覧になってくださいませ
プレビュー画面にしてご覧くださった方が見やすいです
言葉が先行して画材を集めた詩画集です
なんとなく爪の先で切手の縁を押し上げてみると
切手がスルスルと落ちてきました
消印はありましたが
無傷と言っていいほど
美しく剥がれたのです
その切手を掌に載せて
ずっと眺めていました
切手は一回だけしか旅ができないんだ
という言葉が浮かびました
「おじいちゃんと切手たち」
という詩物語の原型ができました
四ヶ月間 撮影をしたり 詩を練ったりしました
※

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「最初ぼくたちは一つだったんだ」
という言葉に ある日であいました
訳もなく その言葉に惹かれました
一つだったものが何であるのか
ずっと考えました
目の前に 雫が浮かびました
雫は暮らしのいろいろな場面に現れました
光だったかもしれないし
音だったかもしれない
ともにした時だったかもしれないし
言葉だったかもしれない
最初一つだった雫の詩物語ができました
まとめるには やっぱり 四ヶ月ぐらいの時間が必要でした
「Drops」
というタイトルが浮かびました
機会を得て それぞれを一冊の本にすることにしました
よろしかったら ご覧になってくださいませ
プレビュー画面にしてご覧くださった方が見やすいです
言葉が先行して画材を集めた詩画集です