$ 0 0 帰る場所というのは なんども 確かめた場所だった 上からも 下からも 横からも 斜めからも たくさん眺めて よくよく見知った場所だった 少しずつ 変わっていることさえ わからないほど 眺め入っている 場所だった でも 変わらないことが 一つある そこに帰りたいという 私の気持ち