松本市丸の内二丁目にあった
山崎歯科医院は
明治21年に建てられた煉瓦造りの建物で
平成8年には国登録有形文化財に登録されました。
今は隣の土地で開院されています。
ただ、残念なことに耐震性の問題があり
昨年6月の震度5の地震で損壊
この8月取り壊されました。
その山崎医院で使われていた煉瓦は
未だに1200個が保存されていてます。
松本市美術館・信州大学人文学部芸術コミュ二ケーション講座共同企画展では
その煉瓦の一部や学生さんが持ち寄った古本などを使い
小林文子さんと学生が加わっての空間的な芸術を披露しています。
アートと参加、表現の間合い、
そんなことを学生さんが解説委員になって
トークしてくれます。
会期は11月29日(木曜日)まで
他に
前沢知子さんの透過光と反射光の空間も壮大で面白く
水野勝規さんの定点観測的動画世界はプロジェクターを使ったものは
投影面と画像のニュアンスが面白い作品でした。