ACOBATTLE☆松本☆02 続報
いきなりスプーンの画像 掬いだせ との思いをかけています 日本は東南アジア圏ではまれにみる スプーン文化のない国でした 箸の国ですから つまむ国です そんな欲のないことは言っていられない 全て根こそぎ 魅力を掬いだせ ということで お祝いの銀のスプーンです 司会 machi & ましゅまろまま 美人二人組の楽しいトーク 諏訪市から Peach Boys...
View Article嫁ぐあなたへ
一筆書きの 思い出が くるりと 回って 落ちてきて どうしたことだか なみだが あふれる あなたが 選んだ道だから せいいっぱい 背伸びして たくさん 笑って 歩いてほしい ときどきは 水色のカンバスに 思い出などを 書き綴って 苦しみも 悲しみも 人生の味だったと ともに歩んだ 仲間がいたことに 頷いてほしい そして ほんのときどきは わたしのことを 思いだして ほんの少し 口角を 緩めてほしい...
View Articleにわか雨の後で
小さな 無数の 水たまりができて 日がさして 木漏れ日形の 陽だまりができて 朝露と 雨の重さに 羽を休めていた ‘かげろふ’ たちが いっせいに 飛び上った ふわりと 地表50センチぐらいまで 飛び上って 濡れた羽の 重さに 再び 地面に落ちていく かげろふ の半透明な身体に 木漏れ日がさしては きえて 精霊が 踊っている かのようだった けれども ああ 背黒鶺鴒が そのかげろふを つぎつぎに...
View ArticleACOBATTLE☆松本☆02 最終報告
縁の下の力持ち 細やかな動きが目にとまった FUKUさん 黙々と音づくりをしていたTORUさん 真剣な目と耳が印象的 愛くるしい笑顔でお食事の注文を受けていた まあやさん アコバトルの生みの親 AK!さん お会計係をされていたけど 音楽を聴く時の目は一部の隙なし GG ほんわかイラストでおなじみの麦穂さん 笑顔がキュート トーメさんの愛犬ヒナのためのチャリティを受け付けていた ドロシーさん...
View Articleおおかみ
ラテン語の おおかみの意の 派生語の ルピナスは 貪欲な 肥食が故の 命名だった マメ科 まめに働き 貪欲に全てを吸収し それがゆえに ほかが 育つことを 許さなかった おおかみの 孤独 ルピナスの 孤独 それでも おおかみは 天に吠え それでも ルピナスは 天に背を伸ばす 孤高な生き方 ※ 孤高はしんどい生き方です
View Articleたいよう
よるがくるまえに たいようが もえるのは あしたに きてもらいたいから たいようは おもいどおりに いかなかった おもいを もやし ふさがった こころを かるくする おやすみなさい たいようの なみだが よつゆになって ふってくる あなたの わたしの みんなの こころに ふってくる あしたは ほんのすこしだけ きょうより わらえるように と ふってくる
View Articleきっと
友情は ギブ アンド テイク じゃなくて ギブ アンド ギブ おしみなく 注げる ギブが あるなら 愛なんだって ある本に書いてあった でも きっと 注ぎ込むだけじゃ つまらなくなる そこに 何かが 生まれ得る 間合いがあって 仕合せって 言葉が 幸せになるんだろうな きっと ギブ アンド グローブ
View Articleあめ
あめの におい あめの しつど あめの きおく あめの とびら あめの ねいろ かぞえてる いままでの きおくの とびらを ひとつ ひとつ ひらけて こううんと かなしさと よろこびと みらいの かたち かぞえてる
View Articleこの夜が
そこに 誰かが 座った 椅子の 捨てられて 久しい (どうせ 僕なんか どうでも いいんだよ) いすが もう なにも ほしくないと うそぶいた瞬間 やっぱり欲しいと 叫びだす心の きしむ音 この夜が 明けたら やっぱり 欲しいと 素直に なろう この夜が 明けた ら
View Articleかいわ
だれもいなくなって ようやく ことばにできる たいせつな ものがあって ひそひそが 中庭の 芝の上に 溢れだす ああ 話すってことは たいせつなんだよ はなしたらね あしたが みえてくるもの しずかな よろこびも あふれだすもの よるの てまえの 美術館 心のオブジェが くびを かたげて 話してた ※ いよいよになってきました 黄昏の松本市美術館です
View Articleいらっしゃいませ
同じ自販機も こんなに違う…… う〜 なんというのか …… ※ いろいろありまして、松美に再撮に出かけたのですが 自販機の画像、ちょっとホラーチックで気に入っていました。 このシリーズの別画像をプリントするのも面白いと思っていましたら かぶっていますね。そして、 相手は何ともおしゃれな画像を撮られていたのです。 私は先の週末、血塗られたサタデー(ひどく悲しい事件発生)...
View Articleノスタルジー
トンネルを二つ超えると 空気がかわる そこが故郷のものには 恋しく かおり そこが異郷のものには 旅の かおりが 届く 目を閉じると 脳の深いところから かおりが漂いだして どっとあふれ出して 目の奥のほうで 画像が揺らめきだし 音もなく溢れだす ノスタルジア どんな異郷にあっても 繋がりあっている 故郷の記憶 私のいた場所 私のいる場所
View Articleあざみ
森のいりぐちの 小さな家の 小さな花壇に 小さなアザミが 住んでいました 半日陰のその場所から 世界というものを見たいと アザミは背を伸ばしました 伸ばしても 伸ばしても 森の高さには 届きませんでした 伸ばしても 伸ばしても 家の高さにも届きません アザミは自分が不甲斐なく思えて 幾日も泣きました 泣き疲れて アザミは思いました 僕はここに生まれて この地に愛されて 大きくなった...
View Article心の声の深呼吸
まっすぐ 前を見れば ひとつながりの 世界を ガラス越し などに 覗き込むから 離れ離れになってしまう まっすぐ 前を見る勇気がない時は ガラス越しに 世界を のぞき込んだりしないで わたしの この心を まっすぐ のぞいてみたほうがいい 心の声を聴いて また 顔をあげて 歩きだせばいい 早急な答の前に さあ深呼吸 心の声を 聴いてみよう
View Article青い斑点
ほころびた思いが 青い斑点になって 心をむしばみ始めて 久しくなった その日 青い斑点は 溶け合って 大きな青虫になって 頑なな鎧をまとい 口を閉ざした なんと わがままな青虫なんだろう 聴こえているか お前さん わがまますぎるよ と ちょいと傘の先でその頭を叩いたら 青虫はパッカリ二つに割れて 寝ぼけまなこの 美しい蝶になって いた
View Article入梅 と 詰め と
スーパーに 梅の実 関連グッズが並んで 2週間目 梅雨入りとなった 雨かぁと 小さなため息をつきながら つつみこまれる湿度に 安心を覚えたりする ※ 展示 間もなくになりました いつまで経っても迷っています 最後の一・二枚が決まりません アラカワさんも何やら 最後の詰めに翻弄されているようなのですが アラカワさんの詰めは 詰めに詰めた本気の詰めなのでしょう 負けちゃいられません と言いつつ...
View Article