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Channel: ヒヨちゃんが行く!
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もうですか

残暑お見舞い申し上げます と書きながら もうですかと思いました まだまだ暑い日が続いておりますが どうぞ ご自愛くださいませ 訊ねゆく 遠き道のり 蝉しぐれ

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おままごと

届かぬ思いを ひとつ 二つと 射してみましょう 花かんざし 淋しい日には やさしい色の 花を探して 射してみましょう 黒髪に 花かんざしの まんまる輪っかになったなら フレアのスカートを 花弁にして ふわりと座って お澄まししましょう 花かんざし  

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蛇口

蛇口をひねる時 くすぐったそうに キュキュキュと音がして ジョボジョボジョボって水が出た 蛇口を閉めたら キュルキュルって音がした それだけなのに 子どもみたいに 楽しくなって ケタケタケタって 笑った

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ありがとう

ありがとうって なかなか言えない時がある なんとなく 伝わるんじゃないかなって そう思っていたり その向こうにある 思いだとか苦労だとかに 気がついていなかったり 気が付いているのに 素直にそう言えなかったり そういう自分を知っているから “ありがとう”なんて言われたら ありがとうって その人の気持ちに感謝することにしている 無理に感謝してるんじゃないのよ 自然にね ありがとうには...

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今日で

いっかい いっかい ここを開いてくださった人の 小さな足跡が 積って 積って 地層になって 今日 20万の閲覧となりました ありがとうございます わたしは 支えられていますね とても幸せに思います いっかい いっかいを 大切に これからも たゆむことなく 小さな歩みを共に 重ねていければと思います これからもよろしくお願いいたします もう一回 ここをご覧下さった皆様へ ありがとうございます ※...

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忙中

忙中にこそ 静かな時間を 運ぶ風を 感じてみよう 目を閉じて 静かに息を吸って 目を開けて やさしさを 思ってみよう こわばった時間が 解されて 流れ出す 風を 捕まえてみよう

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松本駅

今日あたりは 観光と帰省の人で にぎわっているでしょう 松本駅 夜行列車が 午前6時に ホームに着き 洗面台へと 客たちが走った 時代の影はもうないけれど 行きかう人の さまざまな思いで にぎわっているでしょう 松本駅 思いを持って 通る場所だから 思い出小箱に しまわれていくでしょう 松本駅

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松本市美術館・草間弥生展

高校生の時、はじめて草間弥生の作品に出会ったときは 怖くて3日間ほど眠れませんでした。 その衝撃の人が 松本市美術館の二階と三階のフロアを占拠して 全館水玉模様というのか、 草間弥生カラーに染まっています。 撮影が可能な作品もあります。 なかでも私が気に入ったのは 今にも歩き出しそうな草間弥生像。 それから、プロフィール写真でした。 私はこの強烈な草間弥生の展示会場の片隅で あるいは...

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窓の向こうに 物語 窓のこちらに 物語 互いに 互いを 見ながら それぞれの 物語を紡ぐ 窓のそと 窓のうち 心のそと 心のうち

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最終日

長野新協美術展は本日最終日を迎えました。 たくさんのお客様にご来場いただき ありがとうございました。 私の展示は上の作品、一点だけでしたが、 ブログをご覧になってお越しいただいた人も多々あり、 本当に嬉しい時を重ねることができました。 ありがたいことだと しみじみ思いました。 その中のお一人である、Oさんに撮っていただいたのが 以下の画像です。 撤収前の展示者の集合写真です。...

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空のある日

いつだって 空を見ていた その向こうがあると いつだって 知っていた その向こうに行くと いつだって 変わらなかった 空のある日 西へ東へ 馳せる思い これまでも これからも

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ポット

よく冷えた ポットの水を丁寧に 焼けた大地に注ぐ 小さな秋が そこから 芽生えて 新しい実を 結ぼうとする 小さな花を 一つ二つと 咲かせながら プロミス 新しい実を 結んでいく

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チェッカーボードの夜

白か黒 攻む駒 なき 夜を 漂ってみる

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防炎ガラスの夕焼け

焼けた 外気を いやす あおい 夕焼け 防炎の ガラス 越しに ※ なにがなんでも昼間にしたい あなたの性が 時に悲しく 時に発見 しばしば複雑

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朝顔

今日咲く花に 無情の雨 こんなに綺麗なドレスを まとったのに ああ 写真を撮ってくださるのですね できることなら 舞踏会のきらめきを 切り取ってください 今度生まれてくるときは 晴れた空に 大輪の花を咲かせたい その時も 撮ってください いっぱいいっぱい 笑っている 私の姿

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あしたね

明日は跳ねてみましょう 踊る心で 今日できなかったことを 一つだけでも 形にしてみましょう 朝になったら 日が昇って 明日が来る 明日は跳ねてみましょう やさしい心で ぴょーんと飛びたび その耳を立てて 大切な言葉を 聞き洩らさないように 確かな心で 跳ねてみましょう どんなに涙の今日であっても あしたは少しだけ 晴れているから 青い空に届くまで 大切な何かが形になるまで 跳ねてみましょう 明日ね 

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ひまわり

小さな花の集まりが 大きな花になっている 小さな笑顔の集まりが 大きな笑顔を呼んでくる

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ひつじ

あんまり草臥(くたび)れたから 芝生の上でゴロリとなった 風の強い午後 羊の数など数えなかった 横になったとたん 眠ってしまった 目が覚めたら 夕方の気配が 降りていた パンパンパンと あわてて服を叩いて 飛び起きた 数えなかった羊が 前足を蹴上げて 東の空の入道雲になっていた

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五角形模様の ペチュニアの花芯 梅の五枚の花弁 櫻の五枚のそれ 五でまとまった花の 五に どんな意味があるのか 考えていた あ、そっか…… 五 → ご → GO 行けということ それでいいということ なんだか嬉しくなって GO GO GO ※ でも日曜日にぎっくり腰をして 歳でございます……

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ひだ

覗かれたくない 心の襞に 遠い日を 育てている 百日草の 長すぎる夏は ある晴れた 秋の日に 種という名の 木簡となって この夏を 閉じ込め ただひたすら 冬の向こうの春を 夢見る

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