ちぎれ雲
風になって 雲になって 夢になって 大切なものって なんだろうと 考えた 地上にだって コスモス(宇宙)はあって ひとまとまりになった 一夜は明けて ちぎれ雲が 帰る場所に帰っていった 再会を誓っていた 会いたいという 気持ちは 空よりも高く 海よりも広い
View Article最終日 おかげさま ありがとうございます!
アートクラフトフェスティバル、無事に終了しました。 たくさんの応援、誠にありがとうございました。 展示仲間に恵まれ お天気にも お客様にも恵まれ 本当に幸せな時間を過ごせました。 ありがとうございました。 かなりよれよれになりましたが、 明日からは11月の展示を目指して 頑張ります。
View Articleただひとつ
ただ一つの秋を あなたは行き 静まりかえった朝に 接吻した もうほほを染めたのね 凍てた朝が来る前に 日だまりの中に 眠れるように おやすみなさい 優しく降り積もる この一年の幸 舞い降りて 舞い降りて 夢の続きを ご覧なさい
View Articleありがとう
ありがとうという 言葉に 空を見ている その先なんて 思うことはない 今が幸せだから 今が大切 その先なんて 今を生きてきて 生まれてきたんですもの だから ありがとうは特別 空みたいにね 大きなものを 運び続けてきた すてきな言葉 そして ありがとうはね 出会い 大切なものに会え 共に生きてきて 共に生きている 感謝の言葉 ※ ご近所のおばあさんが聞かせてくれたお嫁さん賛歌でした!
View Articleぐらんど
おもいでたちが かけっこしてる いちについて よういどん きょうは どのおもいでが いっとうしょう? あれも これも いっとうしょう よくばり うんどうかいの あきは ふかまる
View Article小さな本
アートクラフトフェスティバルにさいして photopressoで 「こころは見ていた」 という小冊子をつくってみました。 手のひらの上で展開される世界は 壁面に見る作品群とは違った存在感を持ちます。 手のひらではなくて パソコン上ですが、 本を読む感覚でご覧いただけたら幸いです。 表題に使用したマークは「見」の象形文字です。 ある辞典によると、上部は目。下部は歩いている姿とのこと。...
View Articleゆらぎ
揺らめく地表の 10月の風 思い出なんて 暖炉にくべて あかくあかく 燃えればいい 薪がぱちりとはじけて 燃える思いは艶やかな 焔の揺らぎ 揺れて 揺れて 揺らめいて 山の頂 赤くなった 谷の紅葉も 黄色くなった 里のサザンカ膨らみだした 揺らめく地表に また夜がくる 10月半ば 一人 静かに 膝を抱く
View Article駆ける
失速しないように タイトなロードを 走っている それが性分なのだと 思っている 死に急いでいるようだ とも言われる 生き急ぐなと 助言もされる 今日は薬の日 毒々しい色のカプセルには 抗がん剤のベースになる成分があって 体にいいわけがないと思っている 薬が嫌だ 副作用は強い だから 医者に行かなくなった 持病は悪化した 死ぬかと思うほどつらかった 嫌いでも 薬に頼って 生きて行かなければいけない...
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