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Channel: ヒヨちゃんが行く!
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りんご道

採れたての信州りんごは サクサクと口の中で割れて 少しだけ酸味が強い 保冷庫で寝かされて 少しだけ呆けて 少しだけ酸味が抜ける どちらも 好きな信州の味 ※ サンふじ 収穫が始まりました 傷りんごを買い求めに近くの農場へ これをいただくと 信州の秋が終わる そんな気持ちが定まります

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緊箍児

春という名の妖精が 開山の緊箍呪をかけるまで 長野の山道は 半年のねむり

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レンズ雲

おおい レンズ雲よ おまえのレンズで なにが見えた みたいものだけ 見るがいい

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本能

こんなものまで とうとう ・ ・ ・ 流し撮り 動けば流す 一種の 本能 ・ ・ か ・

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雲上の蒼

空気が薄い 雲の上 空は宇宙色に 蒼く染まっている そのまま宇宙エレベーターで オリオンあたりを 散策してみるか 地球人という 宇宙人の わたし

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松本手まり

糸を重ねるたびに まりは弾む 重ねただけ 文様は整い もう誰の物でもない 私の手まりに なって ポポポのポンと 空を舞う ※ 松本市の代表的マンホールデザインでした^^

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雨後

湖への道は 今朝の雨を含んで 青い 冬籠る山の吐息が染みて 真昼というに 霜降の相 捨て猫が坂の上から降りてきた ミウミウと啼く 素知らぬ顔をしていたら ネコが言うのだ 独り言だから聴かなくても良い が 独り言は言わねばならない 冬籠もれぬ猫だから 冬の間中 青い吐息を吐いてみよう 満たされることに満たされるまで 言わねばならない 青の吐息

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ジグソーパズル

ルールを決めると 事物にこたえが出るようになる ルールにこだわると 事物が見えにくくなる 逆光 反逆光 順光と 睡蓮の道を横切る どこから見ても 睡蓮

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ちょっと違うんだよね

何が違うか ハッキリは言えないけれど ちょっと違うとは 言えるんだ 大人って そういうものかも

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師走二日目

そこそこの豊かさ に 感謝する師走も二日目 遠い山から風花 所在なく たどり着く場所を探すが如く またひとつ またひとつ

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送友人

水國兼霞夜有霜 月寒山色共蒼蒼 誰言千里自今夕 離夢沓如關塞長 薛濤 水の都である兼霞も夜には霜が降りる 月も山も寒々と蒼い こんな日にお別れするなんてと・・と言ったとしても あなたと離れてしまったその後の夢は関塞のようにずっと続くのでしょう 漢詩 漢詩歳時記秋2 角川書店

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篠ノ井線

信越線にはたくさん乗った記憶があるけれど 篠ノ井線は幾度乗車しただろう あまり記憶がない 明科の廃線となった篠ノ井線後を歩けば その電柱の低さに その軌道の細さに トンネルの低さにと 驚くばかり 三五山トンネルは全長120メートル 入り口の闇をくぐればすぐに出口が見える トンネルの中でヤッホーと言っても 谺は帰ってこない 父が無類の鉄道好きで あるいはなにがしかの蘊蓄を語ったかもしれないトンネルも...

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満つことを覚えれば すなわち静か  

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木守

ひとつずつ そぎ落とされていく なにか ほしいことが ほしいと かざりけのない きもちに きがつく

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魔法の箒

スススと掃いたら スススと美しくなる 魔法の箒が ほしい季節 丁寧に丁寧に 掃きだして 暮らした月日だけ ちびていく 我が家の箒 スススと掃いたら スススと恋しい 魔法の箒が 大活躍

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情報

情報は かけらで創る ジグソーパズル ※ 注意の文字も 主音と読める 吾が町内

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こきゅう

おしげなく与え おしげなく奪う この吐息の 空の向こう おしげなく受け おしげなく愛す 冬のこきゅう  

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Call

針葉樹のこもれびが燃えている 暖炉には薪 まだ森の香りがする 針葉樹のこもれびが燃えている 日が当たるたび芳しく 森の香りに満たされる 誰かが私の名前を呼んで 私も誰かの名前を呼ぶ カラカラと乾ききった森の奥から かわいたコダマが聞こえてくる 心にくべる薪ならば こんなにいっぱいあるのだから どうしてあなたは 泣くのです 針葉樹のこもれびが揺れている 名前を呼んで欲しいと 揺れている

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封じ込めた記憶の 滲み出てくる 色となって 往時より 今に艶やかな したたり 滴る 閉じ込められぬ記憶の 滲み出てくる 色となって 明日より 今日に艶やかな まなこに 泪 開かれた記憶の 滲み出てくる 闇となって 昨日より 今日に静かな 想いの 漂う しばらくお休みします

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点灯前

火星に探査機を送れる時代になっても 地球のコア(内核)にまだ探査機は到達していない 何とか帰ってきました 途中でCCDを清掃 名古屋駅から栄のNikonまで駆け足 栄えのNikonから名古屋駅まで駆け足 この間一時間(まさに鬼、いえNikonさまがお手隙でラッキー) 名駅に7分前に到着して 間に合いました・・・ が 問題は〇〇痛 日頃の運動不足が・・・

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