ひかり オンステージ
光が 織りなす 無限の 遊び 遊んでも あそんでも 遊び足りない その感受性 煌めいて 眩しい 感じる心よ 光を捕まえよ 時に優しく 時に激しく 捕まえよ その 豊饒の 舞台 光
View Article種まく人
理屈じゃなく いま ここ その感覚が 生きる喜び あるいは 考えた末に種をまく でも未来は誰にも見えない 種を蒔いても 芽を出すのは ほんの少し 背をのばすは もっと少し 花を咲かせるのは う〜っと少し 実をつけられたら 奇跡かもしれない だから思う いま ここは 歩いてきた軌跡の奇跡 理屈じゃなく いま 私が立っている そのもの 写真はミチタネツケグサ(道種漬草)...
View Articleやれやれ
お写真をデータで渡してくれというので データで渡してからかれこれ二週間余り、 依頼主からは「受け取りました」以外の 何のレスポンスもなく、わたくし かなり しょんぼりしておりました。 そのデータの事を思い出しますと だんだん暗〜い気分になって なんだか世界が黄昏たかのようでした。 職場では大平さん、顔色悪いと言われるし かなり堪えていました。 ようやく依頼主から連絡がありました。...
View Articleかなめ
直立不動って 難しい ちゃんと 踵に 重心をね ここが要 重なり合うって 嬉しい ちょっとね 肩が 触れ合って でも あなたはあなた 私は私の 形があるから 美しいんだね ここが要
View Articleこたえ
霧のなかを 歩く 前も見えないのに 歩いていると 大切なものが 見えてくるんだ とてつもなく 大切なものを 感じるんだ きっと 心の目が 開いたんだね 心でしか 見えないものを その霧の中で 見つけたんだ
View Articleアリは好きだけど・・・
お食事中の皆様 ごめんなさい わたくし アリ好き いい写真が撮れたと パソコンで この画像を拡大して ここが アリマキ(アブラムシ)ファームだったことを 知ったのでした アリマキの紅く透き通った胴体がきれい? そんなこと お食事中には とても言えませんね ごめんなさい
View Article綾
一反の布 最初に 経糸を 整えて 横糸を 絡めて 綾を為す 経糸の張りが 複雑な横糸の 模様を生かす 縦と横 二つないと 一つの織りにはなれない 縦と横 一つになるには 良い背骨が必要 織りの哲学 我が背を伸ばす ※ 上 カモジグサ この時期の花穂は光を反射してきれい 下 ノゲイヌムギ 花芽の生長途中 華奢な首が実はカラフル ※...
View Article舞台
おどりたくなったとき うたいたくなった時 泣きたくなった時 そこが舞台 自分を ぶつけてごらん だれも見ていないようで あなたの心の声に耳を立ててる 友達だもの 仲間だもの 当たり前
View Article1.6度
今朝の気温は1.6度 近くの観測ポイントでは氷点下になった場所もありました。 もう五月に中旬というのに 朝から暖房。 でも せっかく早起きしたので いざ田んぼへ! 夏の間の私の居場所のひとつ。 寒さの影響で当地の田植えは 大幅に遅れていますが 田を手入れする人は 朝から働いていました。 今日あたり、 田植えがまだの田んぼも 緑のじゅうたんになるのでしょうか。 ホトトギスが渡って行きました。
View Article原点回帰
その 物語には 悪魔に魂を売る というフレーズがあって 昨夜は その言葉が 頭から離れませんでした 何故この言葉が気になるのだろう ずっと考えていました それは少なからず 苦しい時間でした 悪魔 悪魔 魂 魂 売る 売る 売る 等価交換 言葉を転がして また転がして つらつら紙に書きつけて ハタと思い至りました もしも私の魂に幾ばかりかでも輝きがあるのならば その輝きを売って 別の輝きを知ればいい...
View Article忘却
忘れたくないことを 数える 忘れないように 一つ 二つ 三つと数える その数が 「いっぱい」 なんて数は数えない そんなに沢山になったら 本当に大切なことを 忘れてしまうだろうから 両手で数えられるよりも 少ない数で 毎日 数える それでも忘れた時は うなだれて泣いてみる 探し物は案外 足元から拾えたりする
View Article雨の日の雨の花
ゆっくり おちてく しずくの 大地へと 浸み渡る 命の水の なんの衒(てら)いなく 透明なる 雨の日の 雨の花の 待ち人待つ かのような 物憂げな 清らかさ あしたは 晴れる よ
View Article